入社のきっかけ、決め手を教えてください。
工業高校に通っていたこともあり、ものづくりに関わる仕事に就きたいと考えていました。高校在学中に企業見学で岐阜多田精機を訪れた際、職場の明るい雰囲気や社員の皆さんの様子を見て「自分もこんな環境で働きたい」と強く思いました。それが入社の大きなきっかけです。
入社前と入社後で、会社や仕事に対するイメージは変わりましたか?
入社前は、学校では習っていない金型製造の仕事について「本当に自分にできるのかな」という不安がありました。ですが、入社後の研修で金型に関する基礎知識をしっかりと学ぶことができ、不安は少しずつ解消されていきました。
普通科高校出身の先輩方もたくさん活躍されていて、誰でも一から学び活躍するチャンスがあるということを実感しています。
現在の仕事内容とやりがいを教えてください。
製造技術部で、金型の組み立てを担当しています。社内で加工された大小さまざまな部品を組み合わせて、一つの金型を完成させる仕事です。多いときには数百点にも及ぶ部品を扱い、完成した金型が数トンになることもあります。そんな大きな金型を自分の手で組み上げて完成した姿を見ると、大きな達成感があります。
仕事がうまくいかず悩んでいるときは、どのように乗り越えていますか?
まずは上司に相談します。分からないことがあれば必ず教えてもらえるので、安心して話せます。
上司に相談しづらいときは、同期や友人に話を聞いてもらうこともあります。話すことで気持ちが整理されて、前向きになれることが多いです。
先輩から得た学びと、印象に残っているエピソードを教えてください。
設計部門に所属していた頃、ある先輩が「ずっと集中し続けるのは疲れるから、たまには話をしながら現場を歩くといいよ」と声をかけてくれました。その言葉をきっかけに、自分が少し張りつめすぎていたことに気づきました。
メリハリをつけて働くことの大切さを教えてもらった、大切なエピソードです。
入社して成長できたと感じるのは、どんなところですか?
仕事に対する責任感が強くなったことです。ボルトの締め忘れや部品の組み間違いといった小さなミスが、大きなトラブルやケガにつながることもある。そういったリスクを常に意識しながら丁寧に作業を進めるようになりました。
一つひとつの工程に責任を持って向き合えるようになったことが、自分にとって大きな成長だと感じています。
あなたが考える多田精機グループの魅力・強みは何ですか?
設計から組み立て・成形まで、金型製品のほとんどを社内で一貫して行っている点が大きな強みです。設計者と加工者が直接コミュニケーションを取れるため、情報の共有や品質の向上につながっています。
また、最新の加工機や成形機を導入しており、他社ではできない金型づくりが実現できていると思います。
社内の雰囲気や社員の印象について教えてください。
他部署との交流が多く、コミュニケーションがとりやすい雰囲気です。部活動もあり、趣味の合う人とは仕事以外でも会話が広がります。こうしたつながりがあるからこそ、仕事で困ったときにも相談しやすく、安心して働けています。
今後のビジョンを教えてください。
現在は組み立ての部署で、実際に金型に触れながら、図面だけでは分かりづらい構造や調整のポイントを学んでいます。今後は、設計や成形といったほかの工程にもチャレンジし、より深く金型づくりを理解していきたいと思っています。
求職者の方へメッセージをお願いします!
金型の知識がなくても、一から学べる環境が整っているので安心してください。
少しでも「やってみたい」という気持ちがあるなら、その思いを大切に、ぜひ一歩踏み出してみてください!
