入社のきっかけ、決め手を教えてください。
高校卒業後は他社で事務職として働いていましたが、3年経った頃に海外への興味から退職し、半年間ドイツでの生活を経験しました。帰国後、再就職先を探していた際に見つけたのが岐阜多田精機です。
「事務職であること」「家から近いこと」が決め手となり、入社を決めました。
現在の仕事内容とやりがいを教えてください。
2D・3DのCADソフトを使って、図面やモデルを作成しています。設計は、お客様とのやりとりから製品が完成するまでの全体を把握していなければならない責任のある仕事で、とても難しいです。ミスをすることもありますが、周りの方々にフォローしていただきながら、日々取り組んでいます。
自分が考えた設計内容が金型に反映され、お客様に満足いただける製品ができたときは、本当にうれしく、やりがいを感じます。
営業事務から設計への転向に、不安はありましたか?また、その不安は解消されましたか?
もともとは営業事務として入社したのですが、3年目に上司から設計への異動を打診されました。設計の知識はまったくなかったので「自分にできるのかな?」と不安でしたが、「新しいことに挑戦するのもおもしろそう」という気持ちが勝り、思い切ってチャレンジすることに。
先輩や上司が基礎から丁寧に教えてくださったので、徐々にレベルアップしてこられたと思います。

初めて関わった自社商品の設計で、印象に残っていることはありますか?
何もかもが初めてで、「まず何から始めればいいの?」と戸惑うばかりでした。通常は、お客様からいただく製品モデルをもとに設計しますが、自社商品では製品モデルを一から自分で作る必要がありましたし、販売のためのECサイトを整えたり、アドバイスをくださる他社の方々と打ち合わせをしたりと、やるべきことが山ほどありました。
自分で考え、調べ、動く中で、常に受け身だった自分が少し変われたと感じています。
ご自身の強みが発揮できたと感じるのは、どんなときですか?
私の所属する設計は女性が私一人ということもあり、女性ならではの視点や現実的な発想に期待していただけていると感じています。
自社商品の立ち上げプロジェクトにも声をかけてもらい、意見を出す機会をいただきました。これからも、自分にしかないアイデアや気づきを活かしていきたいです。
入社して成長できたと感じるのは、どんなところですか?
入社当初は、「与えられた仕事をきちんとこなすこと」を意識していました。しかし、設計の仕事では、「まずは自分で考えること」が求められます。その経験を重ねるうちに、これまで気づかなかった視点を持てるようになり、新たな発見や工夫が生まれるようになりました。
課題やチャンスを自分で捉える力が身につき、視野が広がったと感じています。
社内の雰囲気や社員の印象について教えてください。
仕事中は皆さん集中して業務に取り組んでいますが、休憩時間になると年齢に関係なく気さくに話してくださる方が多く、和やかな雰囲気です。もちろん、一人で静かに過ごしたいときには、そっとしておいてくれます。
歓迎会や忘年会といったイベントでは、普段関わりの少ない方とも交流でき、社内の風通しの良さを感じます。
今後のビジョンを教えてください。
社会貢献活動から生まれた「サポートチェア」の開発をきっかけに、自社ブランド「monoplus(モノプラス)」の立ち上げに携わってきました。このような新しい事業に関わることで、地域とのつながりや、人と支え合う喜びを実感できました。
今後もこの魅力ある活動を大切にしながら、前向きに取り組んでいきたいと思っています。
求職者の方へメッセージをお願いします!
ものづくりが好きな方はもちろん、新しいことに挑戦したい方や、自分自身をもっと成長させたい方には、とてもやりがいのある環境だと思います。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
